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洋書絵本の魅力

①「ラボ・カレンダー2008:今年は約3000点の作品が全国のパーティから寄せられましたが,物語への思いが色とかたちになった想像力あふれる作品がほとんどで,選考にはたいへんな時間と体力を要しました。そのなかには物語のイメージをふくらませて原画とは異なる独自のフォルムや色,構図による表現に挑戦した作品もあり,ラボっ子の想像力に裏打ちされた表現力の豊かさにあらためて感動させられました」 9月のカレンダーとしてYくんの「たぬき」が入選しました。Yくんの絵は1話~4話までの「たぬき」が出会った人や動物にも思い入れがあり、本当にずーっと好きだったお話なんだ、と感じさせるものでした。さて、作者のC・Wニコル氏は、ラボ当初の英会話講師。「たぬき」はラボ用教材として書いた処女作です。「ワフ家」にいたっては、もろに英会話教材ですが、今もラボっ子に人気絶大ですよね。ニコル氏はカナダ政府の技官としての北極探検隊や環境問題対策官、エチオピア王のリクルートにより国立公園建設、世界で120冊は出版したという第1線の作家、エリザベス女王より名誉大英勲章授与。日本国籍をとるほどに大好きな日本。荒れた日本の森を憂い、長野県黒姫の里山を私費で購入し「財団法人C・Wニコル・アファンの森」設立・・・・昨年、ニコル氏の講演会での印象は優しいユニークな「たぬき」そのもの。氏のライフワークであり、地球と人類の課題でもある「自然と人間の共生」という大テーマ、未来を担う子供たちに勇気と希望と豊かな感性を、と願ってやまない人です。Yくんの感想ですが「びっくりしました。うれしいです。たぬきは色々な国に行って活躍した。シベリアでは大砲を盗んだやつらをやっつけたり、アフリカでは、ライオンを守ったりして、すごいなと思った。絵にライオンが出て来ないのは、他の動物を食べては困るからです。」おめでとう!!

②~洋書絵本の魅力~英語を意識して味わってみることで、英語学習書として、また世界の中ですぐれた絵本として評価が高い絵本の魅力を考えてみることで、より好きになるのではないでしょうか。ラボライブラリーをラボ活動で使用する子どもだけのものと考えてしまうと、家庭の中でCDが流れることが少なくなりがちです。まずは大人も洋書にふれてみませんか?山崎手作り(最近は菓子つくりにはまっています)のケーキとドリンク代(ひとり300円を参加費にします)準備の都合上、来週のパーティに参加費を封筒に入れて(参加者名記入)お申し込み下さい。友人参加も大歓迎です。        

      

小学校(高学年)は英語必修

子ども達をとりまく状況が危惧される昨今、日本の文部科学省、中央教育審議会が小学生への英語必修案を出しました。どの様な英語教育になるのか関心がありますが、中教審の英語の中心におられる本名氏(青山学院大学教授)は、昨年のラボ40周年記念 ラボ言語教育総合研究所の設立に関わられて、参画貢献して下さっていますので、従来の英語教育(中学校の前倒し)にはならないと信じることはできます。本名先生とラボとの出会いは、2000年にラボが小学校英語教員養成講座を作ったときだそうです。ただこの講座は結果的には記録が収録された状態で止まったままのようです。

ラボは人との出会いを何よりも大切にしての40年です。この出会いをきっかけに本名先生もラボのヒューマンネットワークに入って下さったのは、嬉しい限りです。先生から見て感じたラボが、40周年記念ラボ教育公開シンポジウムの冊子に掲載されていましたので、少しだけ要約して書いてみます。「英語・日本語対応の物語ラボ・ライブラリーについて:日本語が母語であるので、まず日本語で意味をじゅうぶんに理解する。いきなり英語だけだと意味も不透明ですし、内容も十分理解できない(まったく意味のない音声を聞いていることになってしまう)。英語は日本語でしっかり理解してから、もうひとつの言語として意味の広がりをつけていく。もちろんラボの様な活動は、普通の学校教育の現場ではできないけれど、私的な教育機関の中でいい成果を収めていくことになれば、そこから将来的には公的な教育の中にもフィードバックできるかもしれないと期待できる。」

私がラボを始めた頃、「ラボをすることで学校英語の成績が良くなりますか?」という質問をよく受けました。「学校の成績に関しては、教科書を持たせて連れてきてもらえれば、ラボ以外の時間にボランティアで教えるのは やぶさかではないのですが、ラボ活動は、学校ではやらないことをしているので・・・・(本人しだい)。」と答えるしかありませんでした。ただ、不思議なことにラボっ子達は、ラボを気使ってくれてか・・意欲を持って努力してくれているのか・・英語そのものも好きになっているのか・・物語からたくさんの英語の量を得ているからなのか・・頻繁に企画される発表会に向け暗記を強要されて暗記脳ができていくのか・・何よりも家庭環境が整っていることが最大の要因でしょうが、心配はいりませんね。

ただ、英語を入れたら出す場もあってこそ、目に見えて自信をつけていくのも確かです。ラボを卒業してからでも遅くはないのですが、英語を母語にする人と会話をする場も求めてほしいです。ある程度、話せるようになったら、次のステップとして、ネイティブスピーカーと積極的に話をしましょう。

因みに よく言われることですが・・・・

「日本語の力を100持っている人が英語を頑張ればその6割くらいまでは身につけられる。

ところが日本語の力が30しかない人が頑張っても、6割はいかない。つまり同じ努力をしても、もともとの母国語力が低ければ、英語の習得率もうんと低くなる。高校生になると国語力が大きな岐路だとわかります。

自分の意見を言ったり、書いたりすることをラボでは重視しています。ラボ・ライブラリーも英語はもちろんですが、何よりも日本語がすばらしいから、子ども達の心に届くのですし、それで育っていくラボっ子達の言語力は誇れるものだと思います。

外国語学習理論の中にアメリカ流派の考え方があるとききます。移民教育のために出来上がった言語教育論のようです(いかに早くアメリカ人にしていくか)つまり、英語をやるなら英語だけでやるという原則論が効果的と思われている人達もいます。でも私達は、アメリカに移民に行くわけではありませんし、アメリカ人になるわけでもありません。私達は、自分の気持ちを日本語と英語の両方で伝える、そして、ラボではそういう子ども達を育てていきたいのです。

 今週からアリスを英語のみで活動していきますが、最初から英語のみの発表としたときに起こりがちな日本語をおろそかにして日本語を暗記しない子ども達であっては、本末転倒なのです。

また勘違いしやすいのは、同時通訳の訓練みたいなことをしているのではなくて、「物語」であることが非常に重要です。そのときに最高であると思われる並々ならぬ人が本当に迫ってくる吹込みの音声を聴きながら、日本語で獲得したイメージを英語で追体験するようなイメージを重ね合わせていくことがテーマ活動には大切です。

ラボのオリジナルライブラリーは情感にあふれているからこそ、子ども達は飽きずにかなりの回数を聴くことができるのでしょう。イマジネーションを誘うという意味において、普通のところにある物語とはぜんぜん違います。心を動かされるまでの聴きこみがないと薄っぺらな表現にしかなりません。ご家庭での聴きこみ、ノートへの書き込みをしてラボに集まってきて下さい。2007 9月15日

国際交流の報告(アメリカ アイオワ州に参加)

今年の夏休み、僕はアメリカ・アイオワ州へ一ヶ月間、ホームステイに行ってきました。行く前は一人でホームステイすることが不安で、行こうかどうか迷ったこともありました。でも勇気を出して、また、周りの方たちに背中を押してもらい、行くことができました。今は「本当に行ってよかった!!」と心から思っています。

初めはあまり聞き取れず、話せなかった英語も日を重ねるごとに聞き取れるようになり、口から自然に英語が出てくるようになりました。また、ステイ先の子供たちやその近所にも友達ができて、遊びも楽しくなり、アメリカの食事にも慣れました。警察官のホストファザーや、看護師のホストマザーとも打ち解けて、毎日がとても楽しくてたまらなくなりました。

そんなある日、ホストマザーが僕に、「あなたに聞いてほしい話がある」といいました。実は家にいる二人の男の子がどちらも、本当の息子ではないのだと。二人には実の母がいるのだと。ところが事情があって、実の母とは暮らせないので、引き取って育てているのだと、教えてくれました。僕をホームステイで受け入れたのは、こんな家族があることも知ってほしかった、と言いました。

二人の男の子はいつも笑顔で明るい子達でした。たとえ実の子でなくても、惜しみない愛情を注いでいるホストファザーとホストマザーをそれまで以上に好きになりました。

言葉や文化など多くのことを教えてもらいましたが、今回一番教わったのは、「愛情」だと思います。アメリカも、日本も、世界中のどの国も、こんな愛情でいっぱいだったら、戦争(争い)も起こらないのに、と改めて思いました。

その数日後、男の子の一人は実のお母さんが来たので、Good byをしました・・・。彼はお母さんに甘えて、とてもうれしそうでした。

そしてついに僕が日本に帰るとき、アメリカの両親が、「あなたが来てくれて私たちは幸せだった。また来年の夏も来てほしい。あなたはわたしたちの家族なんだからね!」と明るく言ってくれました。あと、「あなたのために我が家のドアは常に開いてるよ。」とも言ってくれました。

僕はアメリカにもうひとつの家族ができました。国際交流は人間交流だなと感じました。

広い世界を知ることは心の広さを知ることでした。

                  郡山市 山崎パーティ 中1 S.H

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