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国際理解を深めるために  上田稜真(中2)

 僕の身の回りや地域社会において、国際化が進んでいると感じる場面が数多くある。例えば、観光案内のパンフレットには、英語で表記されたものがある。また、地域のイベントには、外国人の姿も目立ってきた。国際化が進む今、これからの未来を生きる僕たちには、どのような国際理解が求められるのだろうか。

僕はこの夏、異文化理解と語学を学ぶ目的で、アメリカのバージニア州に1ヶ月間ホームステイをしてきた。ホストは、日本に興味関心の高い高校生だった。僕は日本文化や日本の生活様式を伝えるために、オリジナルのアルバムを作成した。アルバムには、四季折々の行事や習慣、食事や福島の歴史と観光について写真や英文で紹介をした。僕は、このアルバムの作成過程で、日本のことを案外知らないことが多かったことに気がついた。

異文化を理解するにあたり、僕が一番最初に行ったことは、相手に質問をすることだ。アメリカの生活について分からないことがある場合、積極的に質問をした。僕が質問をすると、

「じゃあ、あなたの国ではどうするの?」

「あなたは、どう考えているの?」

などの、質問が返ってくることが多かった。そこで、自分自身のことや住んでいる地域のこと、日本のことをよく理解していなければ話が進まず、何もスタートしないだろう。相手を理解するためには、自分自身をよく理解することが必要で、とても重要だった。自分自身と日本を知り、それらを相手に伝えることで初めて異文化理解につながっていくと感じた。その上で、日本を伝えるためのオリジナルアルバムは非常に有効的だった。そして、日本文化との比較の中で、相手の文化についても理解を深めていくことができた。

 アメリカ文化を始め、異文化を理解するためには、今、本やインターネットなどの様々な手段を通して知ることができる。ホストも日本文化について、随分と調べたり勉強をしていた。でも、実際に僕との関わりや生活の中で、日本についての新しい発見があったかもしれない。また、ホストが持つ日本や日本人のイメージが変わったかもしれない。同様に、僕自身が思っていたアメリカのイメージと、実際の生活で異なることが多かった。

ホストは、日本人である僕を通して日本文化を理解した。また、日本での生活様式、日本的な考え方を理解した。僕も、アメリカ人のホストを通して、アメリカ文化を知ることができた。ホストファミリーとの生活の中で、アメリカ的な考え方や生活様式を知ることができた。

 しかし、生活様式の違いや言葉を理解するだけでは異文化について、本当に理解したとは言えないのではないだろうか。生活様式の理解はもちろんだが、その国の考え方や人々の考え方、相手の考え方の違いを理解することが重要なのではないか。大切なことは、自分の考えをしっかりと持ち、そこで異なる価値観を持つ人達との交流こそが、異文化理解につながることなのだと思う。

 ホームステイを通して、異文化を理解するためには、その国のことをよく知り、その文化に慣れることが大切だと思った。しかし、それ以前に、まずは自分自身をよく知るという身近なことが、異文化理解への第一歩につながっていくことだと強く思った。

 今、ぼくたちが日本でできることは、中学生である自分自身をよく見つめ自己理解に努めることだ。そして、地域社会に目を向け、日本の現状や日本の文化をよく理解することだと思う。また、国際社会に対する知識を身につけ、自分自身の考えをしっかり持つことも大切だ。これから、国際社会で生きていく僕たちには、自分から積極的にコミュニケーションを取る力も重要になってくるだろう。

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